KEIRUの気持ち(3/'01)




今回のは、あれこれ調(文章込み)です。

山本くんとKEIRUが歩き始めて、もうすぐ丸3年になります。
絆はどんどん深まり、最初は歩行のパートナーだったKEIRUが、
家族になり、恋人のようでもあり・・・今では遊び友達?って
思えるくらい激しく(?)ジャレ合う姿を目にします。
相手が山本くんだから、相手がKEIRUだからできる
関係なんだろうなぁと思えてなりません。(^^)

さてさて、今回の写真は、KEIRUの健気な様子が
よくわかる写真です。
「あれこれ(3/11/'01)」に、山本くんが大学病院に通院した話を
書きましたが、その大きな病院へ行く前の段階で、
小さな病院へ行きました。実は、その時には、桃が
KEIRUシッターとして出動していたのです。
山本くんはタクシーを自宅まで呼んで、KEIRUは自宅に置いて
独りで行くことにしました。
午前中には帰って来られると思ったので、お昼ご飯を買っておいてと
頼まれて、桃はまだ出かける前の山本くんとKEIRUを残して
買い物に行きました。
タクシーが迎えにきたとしても、すぐに戻ってくるから
山本くんが出かけてしまっても、KEIRUはだいじょうぶだろうと
相談していました。

桃は、すぐ目の前のスーパーに買い物に行き、おにぎりを買って
KEIRUの待つ山本家へ戻りました。
いざ、ドアを開けて入ろうとすると・・・なんとドアが開かないのです。(^_^;)
お財布一つ持って出てきた桃は、鍵なんて持っていません・・・。
どこかの窓から入れないかと試みましたが、ダメでした。
片手におにぎりの入った袋を下げ、まるでサザエさんでした。(^_^;)
KEIRUが待っている!そう思うと焦りました。
幸い、病院の大体の場所と名前を聞いていたので、スーパーの公衆電話から
電話番号案内にかけて最寄りのタクシー会社の番号を調べ、タクシーを呼んで
おにぎり片手に病院まで行きました。
そして、まだ待ち合い室に居た山本くんから鍵を受け取り
また、タクシーに乗って戻ってきました。
部屋に入れさえすれば、携帯電話も自分のクルマのキーもあったのに・・・。
いえ、入れさえすれば、そんなものは必要なかったのですよね。(^_^;)
なぁんかバカみたいなことをしながらも、KEIRUと対面できたので
嬉しかったのでした。
KEIRUは、突然独りぼっちになったので心細かったのでしょう。
私が行くと飛び跳ねて喜びました。
でも、しばらくすると、山本くんが帰って来ないことを不安に
思っているのがわかりました。

そうこうしているうちに、山本くんが無事に帰ってきました。
KEIRUはホッとした表情をしていました。
けれど、まだ次の予定があったのです。
その日は、山本くんが、お友達と約束していたのです。
そこで、私のクルマに乗って、待ち合わせの途中にある桃家まで
行くことにしました。
桃のクルマに乗ったとしても近所をちょこちょこくらいだったのに、
今日はいきなり、長時間(1時間弱)のドライブです。
クルマの中でのKEIRUは、いつもと違うということに
敏感になっている様でした。

桃家に到着し、お友達と約束の時間までの間、お茶でも飲んで・・・
ということだったのですが、KEIRUったら、山本くんから離れない!のです。
ベッタリビッタリ。
このまま、桃家に置き去りにされると心配しているみたいでした。

ふぅ〜。長かった!
やっと写真の前置きが終わりました。
心配で仕方ないKEIRUの表情。ぜひともご覧くださいませ。



テーブルでお茶を飲んでいる山本くんの膝に両前足をかけて甘えるKEIRUの後ろ姿。レインコート着用中。

いつもなら、床にダウンしているのに・・・



一枚目の写真のKEIRUを前から写してみたもの。「むぅーん」って言っているような表情。

KEIRUのこんな顔初めて見たような気がします。




今度は真剣なまなざし。

「ボクのこと、置いていかないだろうね!」って感じでしょうか?



膝の上にベッタリのKEIRU。怪訝そうな顔でこちらを見つめている。

山本くんがイスから降りたら、すぐさま、これです。
表情も固いでしょ?(^_^;)
桃に「ボクと山本くんを引き離そうったって、そうは行かないよ!」と
訴えているのかも・・・??




みかん・・・

続いては、今までの写真とは全然別の日のKEIRUです。
KEIRUの苦悩という点では同じですけどね・・・。(^_^;)

山本くんがみかんを食べているのを少し離れた所から見つめるKEIRUの後ろ姿。耳が前に向いている。

何もこんな所で食べなくても・・・。(^_^;)
KEIRUは、呼んでもいないのにテクテクやってきて、
ポツンと座りました。



ミカンをくれないことに不満そうな表情のKEIRU。

「くれないんですけど・・・。」





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