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ここでは、KEIRUを通して知ったことや、経験したことなどを
ご紹介していきます。

一番新しい書き込みが、一番上になっています。
最初から順番に読んでみたい方は↓ここからどうぞ。(*^-^*)

過去の『あれこれ・・・』のリストへ(^-^)/




気になるやつ

8/25/'00up!

山本くんの家に遊びに行ったときのことでした。
山本くんは仕事をしていたので、私はKEIRUと二人っきりで部屋に
いました。
KEIRUは眠っているし、何もすることがなく、テレビでも見ることに
しました。
リモコン片手に気ままにチャンネルを変えたりしていました。
テレフォンショッピングを見るのも好きなのですが、もう同じ商品ばかりで
真新しい物もなく(笑)、何を見ようかなぁ・・・テレビも消そうかと
思っていた時、馬(サラブレッド)の競りの番組に辿りつきました。
いろんな馬が競りに出ますが、ほとんどの馬は売れなかったり、そんなに
高い値がつかない中で、たまに抜きん出て高い値が付く馬がいたりしました。
競馬について詳しい訳ではありませんので、父親や母親が有名な馬なのか
どうなのかもわからないのですが、なんとなく「この馬、良さそう!
かっこいいなぁ!」なんて思った馬にいい値がついたりすると、
私って見る目があるのかも?なんて一人勝手に手前味噌になったりして
楽しんでいました。
かなり長い時間見ていましたが、KEIRUは部屋の隅で時折かけ足をしたり、
寝言を言いながら眠っていました。

途中、のどが乾いたので、飲み物を取りに部屋を出ました。
飲み物片手に部屋に戻ると、さっきまでぐーぐー寝てたKEIRUが
部屋の入り口でダウンしていました。
私が居なくなったのに気付いて、慌てて起き出したのでした。(^^)
さかんにシッポを振って出迎えてくれた後、さっきまで私がテレビ鑑賞
していた場所にどっこいしょと腰を降ろしました。
そろそろ馬の競り番組にも飽きてきた私は、その場をKEIRUに譲って、
山本くんのパソコンの前に座ることにしました。
パソコンの電源を入れたりして、待っている間に振り向いてKEIRUの方を
見ると、なんとKEIRUがテレビを見て唖然としているのです。(笑)
テレビに写っているのが馬だとわかったのでしょうか?
2年以上もKEIRUを見続けていますが、犬がテレビに出ていても、
吠える声にちょっと反応するだけで、あんな表情をしたり、食い入る様に
見ることは一度もなかったように思います。
馬が気になってしまったKEIRU。何故だと思いますか?
私が思うには、山本くんが最近、乗馬をする機会が多くて、その度に
KEIRUは待ちぼうけさせられているからではないでしょうか?
「アイツがいると、ボクはいつもおるすばんなんだ。」と。(^^)
それとも、KEIRUも馬好きになったのでしょうか?
こでぞ本当の「トラウマ」って言うかどうかわかりませんが、
馬についての考察は、これからの課題にして行きたいと思います。




KEIRUの泳ぎを考察する

8/24/'00up!

常連のみなさまにはおわかりだと思いますが、かねてよりKEIRUの
水泳について明らかにできない問題がありました。
それは、KEIRUが水泳を好きか嫌いかという問題です。
一昨年、初めて海を訪れたKEIRUは、陸でリードを握っている桃の手を
振り切って、沖で泳ぐ山本くんの元に泳ぎ寄りました。
山本くんと嬉しそうに泳ぐKEIRUの姿を見て、KEIRUは泳ぐのが好きなんだと
疑いもなく思ったものでした。
しかし、それから山本くんと出かけた先でKEIRUが、あまり泳ぎたがらないという
場面に多く出くわすようになったのです。
例えば、ラフティングしていても、川遊びに行っても、KEIRUは足が
水に漬かるのも嫌がるのです。
川は嫌いなのかな?冷たいのは嫌いなのかな?コンディションが悪い
のかな?などといろいろ考えてみましたが、山本くんは今年になって、
KEIRUは泳ぎが好きじゃない・・・という方向で決めざるを得なくなって
いました。

最近、久しぶりに海で泳ぐチャンスがありました。
そう。2年前に山本くんを追って泳いだ同じ海でです。
私はKEIRUの表情ひとつも見のがすまいとカメラを片手に臨みました。
山本くんは、準備体操をして、KEIRUのリードを握って海に入って行き
ました。
KEIRUは、あまり嬉しそうではありません。
いえ、腰がひけているのがよくわかりました。
『やっぱり海も好きじゃないんだ・・・。』
それは決定的な事実でした。
では、一昨年の泳ぎは何だったのでしょう?
桃がリードを握ってられない程の力で引っ張ってまで、泳ぎたがったのは
何故??
ちょっと疑問が残りました。

山本くんはKEIRUと一緒に泳ごうとリードを握って泳いでいましたが、
KEIRUがどうしても陸に上がりたがります。
それで諦めて、KEIRUだけ陸に上げることにしました。
KEIRUは桃の所にまっすぐ帰ってきました。
陸に上がったとたんにウヒョウヒョになって、嬉しそうです。
そして、次の瞬間、波打ち際に作られていた砂のお山に勝手に「ツー」を
してしまったのでした・・・。(^_^;)
近くに孫連れのおばあちゃまがいて「あらあら・・・。」なんて言われて
しまって、恥ずかしいったらなかったです。
KEIRUには「No!」と叱りつつ、リードを引っ張ってビニール袋を取りに
戻ってツーを捕獲し、KEIRUのハーネスに付けてあるポシェットの中の
タッパーにしまいました。自分で持ち帰ってもらわなくちゃね。
KEIRUにしてみれば、お腹が冷えて催したくなったのでしょうが、
ちょっとかっこ悪いとこ見せちゃいましたね。
桃も、片手にデジカメ、片手に砂まみれの濡れたリードで、手が塞がって、
ツーの捕獲も大変でした。(^_^;)

次にKEIRUの興味は、そばで遊んでいたダルメシアンの男の子に
移りました。
ダルメくん(名前がわからないのです)は、独りでぷらぷら遊んでいました。
海には入っていないみたいでした。
山本くんが陸へ上がってくるのに、まっすぐ上がって来られずに、
そのダルメグループの方に行ってしまうため、KEIRU連れで迎えに行きました。
そしてダルメくんとKEIRUはご挨拶を交わすことになりました。
ダルメくんのオーナーさんたちはKEIRUが泳いだのを見たらしく、
「この子は泳ぎは全くダメだからねぇ。アナタも見習いなさい。」と
ダルメくんに言いました。
KEIRUも逃げてきて、陸に上がったからウヒョウヒョなだけなんですけどね。(笑)
KEIRUの首についている盲導犬の札を見て、「あら、この子は盲導犬に
なるんですね。預かっているんですか?」と言われました。
「いえ・・・現役なんですぅ・・・。」と答えました。
どう見ても、ダルメくんの方がおとなしく、KEIRUはお得意の爆走を
したりしてましたから、現役には見えなかったのでしょうね。(笑)

ダルメくんとの挨拶を終え、ふとKEIRUは冷静になった様です。
海の沖で泳ぐ山本くんの方をずーっと見つめています。
しばらく見つめていたでしょうか。
そして、山本くんの方に泳いで行く決心をしたようです。
「KEIRU、泳ぐの好きじゃないでしょ?大丈夫?」って聞いてみましたが、
KEIRUの心はもう決まっていました。
苦手な海の中に自ら入って行きました。沖の山本くんの元へ泳ぎ出した
のです。
ところが、KEIRUはたくさんの人の中から山本くんを探し出すのに
苦労していました。
「この人だ!」と思って近寄って行ったら、違う人・・・。
KEIRUは陸に戻ってきました。
そして、また挑戦。
2〜3度、人違いをしたでしょうか?
やっとのことで、山本くんを見つけ出し、KEIRUは沖で山本くんとの
再会を果たしました。(^^)
あらら。これは以前と同じ光景!
やっとわかりました。
KEIRUは、泳ぐのは好きじゃないけど、山本くんのそばには行きたかった
のでした。
どうしても、どうしても、山本くんのそばに行きたかったのでした。
山本くんと再会するやいなや、KEIRUは山本くんを導いて陸へ帰ってきました。
とても満足そうな表情をしていました。
もしかして、KEIRUは山本くんを助けに行ったのかも?
そんな謎を残して、KEIRUの水泳についての考察を終わります。(^^)




大歓迎!

6/27/'00up!

某コンビニに行ったら、ドアに「盲導犬・介助犬・聴導犬/ワーキングドッグ
入店可」というステッカーが貼ってありました!
今まで、「盲導犬可」というステッカーは何度も見かけていましたが、
ワーキングドッグ全てを受け入れようというステッカーは初めてでした。
とても嬉しくて、そのコンビニへの思い入れが強くなってしまう私は単純なので
しょうか?(=^0^=)

先日、山本くん&KEIRUと一緒に北海道へ出かけたお友達から聞いたのですが、
北海道の小さな町のお寿司屋さんにも、盲導犬可のステッカーが貼ってあったそうです。
盲導犬が来ることもマレであろう、そういう土地のお寿司屋さんなのに・・・と
お友達は大変感激していました。
食事に出かける時、お寿司屋さんに入るのは、山本くんも私も抵抗があります。
生物を扱うお店なので、なんとなく・・・。
山本くんの家の近所にも、回転寿司がオープンしましたが、行こうという話には
ならないのです。
でも、「ワーキングドッグ可」というステッカーが貼ってあったなら、
安心して行けますよね〜。
理想を言えば、ステッカーなんてなくても、自由に入れるのがベストです。
でも、ユーザーの立場では、まだまだ不安と道連れなのです。
特に、健常者と同行する場合、自分のせいでお店に入れなかったら・・・と
心配するケースもあるのではないでしょうか?
ステッカー1枚の与える安心感は、想像を越えるものがあるかもしれませんね。

そうそう。ステッカーを貼ってくださるお店・レストランの方にお願いが
あります。ワーキングドッグと一緒でも、万全ではないのです。
そういう時には、ちょっとお手伝いしてくださったら嬉しいな〜。
例えば、スーパーマーケットみたいなセルフサービスのお店の場合、
盲導犬が一緒でも商品を説明してはくれません。
また介助犬が、物を取ることが出来るとしても、高い棚の上のものは取れないですよね。
というように、私たちヒトの出番も残されているんですよね。
あ、そっか。(すみません、書いているうちに思い付いたので・・・)
これは何もお店の人だけにお願いすることではないのですね。
同じお店に居合わせた人でも、お手伝いはできますもんね。




イヌくさい・・・

6/23/'00up!

その日は、山本くんのテンションが上がっていました。
「ねえ、ねえ、聞いてくれる!?この間、いや〜な子供がいたんだ!」
何なに?
私はいつもの様にその先を聞かせてもらいました。

それは、山本くんが電車に乗った時だったそうです。
ドアが開いて、KEIRUに「チェア」と指示を出しながら、
席を捜そうとしていました。
その瞬間(つまり、山本くん&KEIRUが、電車に乗ってスグ)、
先に乗っていた子供が大きな声で言ったそうです。
「イヌくさ〜い!」って・・・。(^_^;)
山本くんは、ムッとしたそうです。
だって、本当に臭かったのではなく、ほとんどオチャラケで
言っていたのがわかったからでした。
ドアが開いて、風がKEIRUの匂いを運ぶよりも早い子供の声だったそうです。
山本くんは、その日、出かける前にKEIRUのブラッシングをしていました。
匂いにも気をつかい、ベビーパウダーの仕上げもしてきていました。
空は青空で、カラッと晴れた日でしたから、匂が篭っている風でもありませんでした。
ワンコと一緒に暮らしていると、匂いに鈍感になる部分は確かにあります。
でも、だからこそ、気をつけて手入れをしていたのに、おふざけで
そんなことを言われたらたまったものではありません。
私もその話を聞いて、ムッとしてしまいました。

それで、おもしろいのが、山本くんたら、
もし、KEIRUの誘導でその子のそばを通ったら、「子供クサッ!」って
言ってやりたかったなんて言うのです。(笑)
「子供の足は臭いからね〜。」って言いたかった!と。
KEIRUはそのことを察してか否か、反対の席に誘導したそうです。
ニアミスが避けられたのでした・・・。(^_^;)



多分?

6/9/'00up!

盲導犬のユーザーが、抱えている悩みはたくさんあると思います。
最近では、メディアの呼びかけなどもあり、「お仕事中は触らないでください。」とか
「呼んだり、食べ物を与えたりしないでください。」などは、
一般的な知識にもなりつつあります。
(ちょっと希望が入っちゃったかな?)(^_^;)
けれども、ユーザーたちには、もっといろいろな悩みがあるのではないかと
思うのです。
今回書こうと思ったことは、悩みと言うのには少しオーバーかもしれませんが、
改善の糸口にでもなればと思ったので書いてみます。

山本くんとKEIRUと一緒に歩いていると、よく、お散歩中のワンコと
出会います。
ワンコの飼い主さんは、KEIRUが盲導犬だとわかった時点で、自分のワンコを
端に寄せて待っていてくださることがほとんどです。
一緒にいる私は、「左の端に柴犬がいるよ。」とか「向こうからゴールデンが
歩いてくるよ。」という情報を入れる様にしていますが、
山本くんが一人で歩いている場合は、わかりにくいでしょうね。
そして、たいがいの場合、止まってくださる飼い主さんは、右側(道路の端側)に
避けます。
つまり、左側通行をしているKEIRUの側に、一般のワンコが来ることになるのです。
ワンコによっては、歯をむき出しに威嚇してきます。
キープレフトで歩く盲導犬は、左にスペースがあると「寄って」と指示を出される
こともありますから、そうなると、どんどん距離が近づいてしまいます。
見ている側は、冷や冷やする場面であります。(^_^;)
KEIRUは、そういうワンコを気にしないで通り過ぎますが、できれば、ニアミスを
避けられたらなぁ〜と思うのです。
山本くんも、突然ワンコの唸り声にあう訳です。気にしないつもりでも、
気になるのが心情ではないでしょうか?

それで、私がお願いしたいなぁと思うことは、2点です。
1つは、避ける時に、盲導犬側ではなく、人の方に避けてくださると嬉しいです。
リードも短く持っていただけたら嬉しいですね。
これは、道路の状況で違ってきますから、すべてのケースであてはまる訳では
ないということも了承していてくださいね。
車道側に避けるスペースのある歩道の時などに、実行してくださるといいですね。
また、他のワンコに対してフレンドリーだったり、影響を受けないワンコの
場合は、そのまま擦れ違うことも可能かもしれませんね。
そして、もう1つは、声を出して教えてくださったらわかりやすいなぁ〜と。
例えば「ここに、柴犬がいます。」とか「犬を2匹連れて右側にいます。」
などと・・・。
それが無理なら、ご自分のワンコに「待て」の指示を出したり、声をかけることで、
ユーザーに知らせることも効果的かもしれません。
状況がわからないということが、恐怖感を生み出すように思うのです。

もしかして、桃の老婆心すぎるお願いかもしれませんが、
盲導犬の理解の一貫に含めて欲しくて書いてみました。
みなさんは、どう思われます?



お経の子守歌?

5/8/'00up!

ゴールデンウィークの一日に、山本家の法事がありました。
今ではすっかり家族の一員になったKEIRUが参加しないはずはありません(?)。
KEIRUは少し早めにお寺に行き、参列してくださる親戚たちを出迎えました。
親戚のみんなもKEIRUに会えて喜んでいる様子でした。(^^)

いよいよ本堂へ移動します。
みんなが並んで座る座布団の横に、タオルケットを大きく広げました。
KEIRU専用の座布団です。
畳を傷めてはいけないので、入り口からタオルケットまでは、
山本くんがKEIRUを抱っこして運びました。
KEIRUのアテンド無しで、重いKEIRUを抱いた山本くんは、フラフラと
あぶなっかしかったです。(笑)
なんとかタオルケットまで到達し、KEIRUは何が何だかわからないままに、
ダウンさせられました。
タオルケットは広げてあるのに、隣の山本くんに寄りそう形でのダウンでした。
それもまた微笑ましい姿でした。(^^)

お坊さんがやってきました。
お坊さんは、KEIRUの参列を知ってか知らずか、顔色ひとつ変えません。
さすがです。(^^)
そして、お経が唱えられはじめました。
KEIRUはたちまち眠ってしまいました。
途中でブーーっと小さな鼻息を漏らしました。
私はおかしくておかしくて・・・。(^_^;)
山本くんは、KEIRUが寝言を言い始めるのではないかとヒヤヒヤしたそうです。

滞りなく、法事が終わり、KEIRUはまた運ばれて外に出ました。
うちの旦那がお坊さんに「犬が参列したのは初めてですか?」と聞くと、
そうだと答えてくれました。
KEIRUは、このお寺の長い歴史に足跡を残したことになりました。



KEIRUお見舞で病院へ行く!の巻

4/27/'00up!

やまちんと知人のお見舞に行くことになりました。
KEIRUにとっては初めての人間の病院です。
盲導犬の受け入れについては噂でいろいろ聞いているものの、
実際には初めて体験することになるので、不安と好奇心とが入り交じった様な
気分で出かけていきました。
飲食店などでは、盲導犬の受け入れは、当り前になってきているものの、
病院となるとまた別の問題です。
その病院の扱う患者さんの病気の重度や種類によっては、動物とは
極力遭遇させたくないということもあるかもしれません。
山本くんも私も、無理に入ろうとするのはやめようと予め相談してから
病院に入りました。そのためにも私(もしもの時の預かり係り)と一緒に
行ったのです。

まず、警備の人に面会したいと申し出ると、あっちの窓口へ行ってください。と
言われました。KEIRUについては何も言いません。
どの窓口かな?と迷っていると、男性の係の方が「何ですか?」と聞いて
きました。お見舞したい旨を伝えると、その窓口まで連れて行って
くれました。ここでも、KEIRUを引き留める話は一切出ませんでした。
窓口に行くと、女性二人が訪問先の案内をしていました。
知人の部屋を教えてもらったのですが、やはりKEIRUの事には何一つ触れません。
山本くんも私も『ここは、盲導犬オーケーなんだね。』(^^)と
思い込んでしまい、気分良くエレベーターで上がって行きました。
途中で病院関係者の方と何人もすれちがいましたが、何も言われませんでした。
ナースステーションの前で、面会の手続きをするのかな?と思って
寄ろうとしましたが、その前に呼び止められて面会したい旨を言うと、
「患者さんの名前は?」と聞かれて、答えたら「○○号室ですよ〜。」と
教えてくださって終わりでした。
やはり大丈夫なんだ。と確信して病室に向かいお見舞することができました。
KEIRUは念入りにブラッシングしてきていましたが、廊下でダウンさせて
病室内には入れない様にしました。

しばらくすると、ベテラン風な看護婦さんがやってきました。
盲導犬というのはわかっているけれど、やはり病室には入れたくないと
いう話でした。言葉を選んでくださり、ユーザーの気持ちを傷つけない様にとの
配慮も感じられました。
残念ですが、それは仕方のないことです。
「ティールームまでなら大丈夫です。」とも言ってくださったので、
そちらに移動することになりました。
ただ、少しひっかったのは、病室に来るまで誰も止めなかったという点でした。
そのことを言うと、看護婦さんは初めてのケースなので、みんな戸惑って
どうして良いのかわからなかった・・・。と言いました。
私は、看護婦さんサイドの言い分は承知出来ましたので、それについては
何を言うつもりもありません。
残念だったのは、盲導犬についての病院としての対応が決まってないという
点でした。
盲導犬ユーザーだって、病気になります。
お見舞に行きたい事もあります。
他の業種でも盲導犬についての論議が起こっているのに、病院では取り上げ
られていないのか?と残念だったのです。
それと、引き留められるのであれば、最初に言って欲しかった・・・。
結果的に迷惑をかけてしまったのも申し訳ないですし、最後の最後で言われると
いうのもあまり嬉しくないですからね・・・。

この文章をどんな方が読んでくださっているのかわかりませんが、
もしも病院関係者が読んでくださっていたら、今すぐ盲導犬についての病院の
対応を決めてくださると嬉しいです。
そして、病院を訪れた際に説明していただきたいものです。
宜しくお願いいたします。(^_-)-☆



会いたかったよぉ〜!

4/8/'00up!

何かと忙しい日々が続いていました。
そして、気付いてみたら、ここの更新もずいぶんしていませんでした。
その間、KEIRUは、1泊2日で東京ディズニーランドに行ったりしたそうです。
(私も誘われたのですが、行かれませんでした。)
な〜んだかネタもいくつかあったのですが、すっかり忘れてしまいました・・・。(^_^;)
わははははは・・・・。(^_^;)

したがって、KEIRUとも1ヶ月は会っていませんでした。
今まで、長く会わなくても、せいぜい2週間くらいだったでしょうか?
今回は、本当に長く会っていない気がしました。
今日、やっと会いに行ける事になりましたが、KEIRUは覚えているだろうか?
嬉しい反面、少し心配な気持ちもありました。

山本くんの家に行き、玄関で山本くんと立ち話をしていました。
2階からは、KEIRUの何か反応している音が聞こえてきます。
誰かが来ると反応するので、その音かな?と思いました。
山本くんは、掃除機をかけている途中だったので、すぐ作業に戻り、
私は靴を脱いだり、荷物を置いたりと、モタモタしていました。
すると、ダダダダダダッ!とKEIRUが階段を駆け降りて来たのです!
私の事をちゃんと覚えていて、久々の再会を喜んでくれたのです!(o^-^o)
いつもより、たっぷりたっぷり再会の踊りを披露してくれました。
KEIRUは、ちょっと、ぽっちゃりしていました。
そのせいか、アタックされた私はヨロヨロヨロ・・・。
最近は、実家でネコのプリンスとしか遊んでいなかったから、
すっかりラブのパワーを忘れていたのかもしれません。(笑)
KEIRUは、私の顔を見つめて、私の話を聞いてくれました。
「あぁ、犬だぁ〜〜っ!」と声を出してしまいました。

プリンスの匂いのするフリースのジャケットをわざと持って行ってみました。
部屋のすみに置いて、私は山本くんから依頼されたパソコンのメンテをしていました。
KEIRUは、フリースの匂いに気付いたらしく、ずーっとずーっとクンクン嗅いでいます。
気がつかないふりをして眺めていたのですが、かなり長いことクンクンして
いました。
そして、何を思ったか、フリースの上にダウンしてしまったのです。
「ケ、ケイルーっ!それはマットじゃないってばー!」って言ったけど、
KEIRUには全然届いていません。
あまりにもおかしくてかわいいので、そのままにしておきました。(^^)
そうです。私のオババカ生活が帰ってきたのです。(*^_^*)



リンク

2/17/'00up!

山本くんがKEIRUと出会って、もうすぐ2年になろうとしています。
KEIRUの来る前の山本くんは、白杖での外出ではウォーキング効果が得られ
ませんでしたので、家の中で自転車漕ぎをして汗をかいていました。
それが、KEIRUの来てからというもの、たくさん歩ける様になりました。
歩くスピードも白杖とは比べ物になりません。
また、一緒に歩いてくれるパートナーがいるというのが心強かったのでしょう。
山本くんは、どんどん歩いて、どんどん健康になりました。(^^)
たくさん歩くとお腹も空きます。健康になると食欲が増します。
気付くと、山本くんはたくさん食べる様にもなり肥えてしまっていたのでした。
そして、何とKEIRUも太っていたのでした。(^_^;)
食べる量はそのままで、ちょっと歩くのをさぼったのがいけなかった
らしいです。
そろって太ってしまった、山本くん&KEIRU。
KEIRUのためにも、このまま太り続ける訳にはいきません。
山本くんは、また、がんばって歩き出しました。
もちろん、KEIRUと一緒にです。

しばらくぶりに会うと、KEIRUがスマートになっていました。
そして、山本くんも。(^^)
二人は、リンクしあう関係なのです。
KEIRUのためにも、山本くんは元気でいなくてはいけないし、
KEIRUが太っていたら、自分も・・・って気付いて、生活習慣を見直すことが、
できるのです。o(^-^)o



御用

2/13/'00up!

山本くんの家に立ち寄ったら、山本くんはお仕事中でした。
KEIRUは2階でお留守番をしているはずです。
階段を上がって行くと、KEIRUはチェーンに繋がれていました。
私の来訪をジャンプして歓迎しながらも、何やら神妙な顔つき。
「あら?何かあったかな?」そう感じました。

しばらくすると、仕事を終えた山本くんが2階に上がってきました。
そして第一声が「今日、KEIRUがイタズラしちゃってさぁ。」でした。
やっぱりそうか・・・。(^_^;)
KEIRUは午前中、山本くんが仕事で1階に行っている隙に
台所に行って、ゴミ箱をイタズラしてしまったのだそうです。(笑)
それで、チェーンに繋がれてしまったのでした。
御用になったKEIRUは、反省していたのかな?
反省の色を見せてくれたのでしょうか?
KEIRUの更正に期待したいと思います。(^^)